産後初の子宮頸ガン検診(細胞診)で引っかかってしまった。
まぁ、コレは6年くらい前にもあったのでそんなに慌てず。 さらなる検査(組織診)を受けたのが先月のこと。 (この検査痛いんだよねー。でも、先生にあらかじめイブプロフェン600mg(日本の市販薬4つ分)飲んでこいと言われ、そのおかげで痛くなかったけど・・・妙にフワフワしたわ、体が・・・) そしたらこの検査でも引っかかってしまった。 コレは初の事態。 結果はCIN2とCIN3で、中度異形成&高度異形成。 高度異形成(前ガン状態)を出してしまったので「LEEPするわよ」とドクター。 ええ、了解しました。 事前に知識としてしっかりと頭に入ってたので、どんな処置かどんなメリットデメリットがあるのかは承知。 そのために変に悲観したり慌てたりとかなかったのですが。 (そりゃ多少は凹んだが。多少ね。) 全身麻酔で、しかも全身麻酔から醒めて1時間後に退院とか、それが予想外でした。 さすがアメリカ・・・・・。 (全身麻酔はその方が変に意識あるより嬉しいんだけどね) ということで、日付が変わったら絶飲絶食。 夜が明けて10時、手術を受ける大きな病院の”Surgery Admission” にチェックイン。 中の個室に通された。 (すごい便利なんだけどね) ガウンに着替え、ナースによる問診や持ち物チェックなど。 そして点滴セット。 今回初、点滴を刺す前に注射で皮下(かな?)に薬液を入れられた。 あれ、痛み止めだったのかな? おかげで点滴のチューブ入れるの痛くなかったわ~。ヽ(^◇^*)/ うん、1時間くらいしたら点滴のところ痛くなってきたので、きっとそうだったのだろう。 病院は赤ちゃんによくない(危ない菌が居るかもしれないから)ということでダンナは息子と共にカフェテリアに行ってたのだけど、私の荷物の貴重品を預けなさいとナースに言われたので電話で呼び出し、結局同じ個室に居ることに。 産婦人科のドクターは12時にくる予定(手術が12時から)だけど、10時半にはセッティング完了。 暇だ・・・・・。 仕方ないのでテレビを見ていたり。 そして予想通り、時間通りに来ない、ドクター。 あーあ。午前の診察おしてるんだろうな。まぁ、想像通りだ。 来ないなぁ・・・・。 13:15、知らないおっちゃんが現れた。 どうやら麻酔医らしい。 麻酔の説明を受けて、注意事項を説明され、質問がないかと聞かれたので質問をして、サイン。 この先生の英語は聞き取りやすかったので何とかなったぞ。 (ダンナが居たおかげもあるけど) 麻酔医が「数分後にくるから、寝る準備しといてね~」と消えたので、ダンナは14時半に帰ってくればいいとナースに聞いて、お腹すいて機嫌の悪い息子を連れて外に。 最後にトイレに行って、よし準備万端★ ・・・・20分たっても誰も来ない・・・・・・。 ダンナに携帯預けちゃったし、暇つぶしないよー。心の準備したんだから早くしてよー。(;´Д`) そしたら、知らないおっちゃんが来た。 うむ。このおっちゃんは何者だったのか、未だにわかっていないんだが(笑) このおっちゃんの話す英語が流暢すぎて全く聞き取れない。 そうこうしてるうちにやっとおなじみの産婦人科医が「ハァイ~♪」と現れた。 先生遅いよー(T.T) 一方おっちゃん、ちょっとイライラした感じで通訳電話もってきた。 通訳電話越しに、「これからするのはどんな手術ですか」とか聞かれた。 どうやらダブルチェック的な物だったらしい。 さっきの麻酔医と同じような内容をまた繰り返し、何とか終了。 さてそろそろ手術室に移動かーと思ったら麻酔医が現れた。 「リラックスする薬入れるねー」と軽やかに点滴に薬液注入。 前回の胆石の手術の時みたいに薬入れたらぴりぴりすごく腕が痛くなるかと思いきやそうでもなくて、あれ?まだ効いてこない?寝ないなー。リラックスする薬って眠る薬と違うの?ぼーっとなる程度とか?うーん。あ、じゃ、このまま意識あるまま手術室に移動す 気がついたらリカバリー室でした。 毎度(2回目だけど)意識失うのいきなりだなー。 突然死ぬ時ってこんな感じなのかしらねー?死んだってわからないなー。とか思いながら、目が覚めてまだ寝てりゃーいいのに、なぜか隣のベッドのおばちゃんがまだ寝てるなー。目を覚まさないかなー。とか思いながら必死に見てました。 そうこうしているうちに、さっきいた個室に戻された。 胆石の時に病室に戻ってきた時よりも意識・・・というか記憶はしっかりと今回の方があったつもりだけど、数日後に思い返してみると余りよくわからない。 麻酔後、ちゃんと目は覚めてて、周りから見るとしっかり起きてるように見えるんだそうですが、案外記憶は胡乱なんだよね。 薬のチカラってすごいわぁー。 ということで、ここからしばらく非常に記憶が曖昧なのだけど、しばらくしてダンナと息子が戻ってきて、1時間ちょっとくらいで退院だった気がする。 (ちなみにダンナは言われたとおり14時半に戻ってきたら私がまだ帰ってきてなくて、「ココにいても仕方がないわよ!」とナースに追い出されたらしい) ダンナが戻ってくる前(か?)にママンに「終わった。お腹空いた」とメールしてた私。 実際空腹なんか感じてなかったんだけど・・・・・。(笑) 確かナースに「2日間は10パウンド以上持たないように」とか「4週間は運動と夫婦生活ダメよ」とか「2週間後に産婦人科医に予約取るように」と言われたらしい。 うむ。私は非常にしっかりと受け答えしてたそうだ(笑) 着替えようと立ち上がって、「あー世界が回ってるー」とフワフワしてたのは覚えてる。 退院の時車いすに乗せられてエントランスまで行って、車に乗るときも「ふらふらー」とか思ったの覚えてるぞ。 ちなみに、「麻酔から醒めて1回ちゃんとトイレに行けたら退院OK」とな。 (いきなり動くと倒れることあるそうな) すごいな、アメリカ。日本じゃ考えられないような。 手術が時間より遅れたので滞在時間伸びたけど、それでも6時間程度でした。 ちなみに、付き添いのダンナと執刀した産婦人科医は今回会っておりません。 手術後に産婦人科医からダンナの携帯に「手術終わったわ。成功したわよ」と電話があったそうな(笑) 帰りの車の中で、持ってきてたパンを1口囓ったら猛烈に気持ち悪くなって。 車で5分の道のり、グロッキーになってました。 駐車場から部屋までどうやって帰ってきたのか記憶にないんだけど、帰り着くなり2時間ほど寝込んだぜ。 起きて「ずいぶん静かだなー」と思ったら、ダンナと息子もソファで寝つぶれておりました。 そっから私はなんだか元気で、残り物で夕飯食べて、その後はひたすら息子の離乳食作ってた。(謎) ということで、前回とは違って手術室に行く前に眠らされてしまったので手術を受けたという実感すらないのが本当のところ。 子宮頸部の前ガン状態の部分だけをLEEP術(ループ型の高周波電気メスとその発生装置の組み合わせ装置を用いた切除手技)で取り除いてきましたー。 今日取り除いた組織診断で、問題の部分をちゃんと取り除き切れたかとかわかります。 問題ないといいのだけど。(さすがに追加でやりたくはない) しかし、医療系の理系人間としては、手術室どんなでやったのかなとか、どんな人数でやったのかなとか、自分の組織焼き切った臭いってどんなだったのかなとか、眠ってないでちょっと知りたかったような・・・知らない方がいいこともあるかな・・・・(笑)
by etsuwowowo
| 2012-12-13 15:45
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