夜が明けました。
朝食はナシ。というかこの日は何も飲み食いしておりません。 (別に欲しくもなかったので聞きもしなかったんだけどね) 昨日の夜、Primary Doctor が「明日の8時にお伺いしますねー。外科医も呼ぶんで、それで問題なかったらおうち帰りましょー」と電話でいっていたので、7時には搾乳を始めて準備万端で待ってたのに、予想通りどっちも来やしない。 9時半頃にオフィスに出勤前と思われるPrimary Doctor がようやく登場。 (予想通りだよ、先生・・・) 「外科の先生呼んだんですけど、来てないようですねー(^▽^;)」と。 (それはちょっと予想外だったよ先生・・・) 「じゃ、他の外科の先生にお願いしておくんで、OK出たら退院ですねー」とPrimary Doctor は爽やかに去っていきました。 確かそれから1時間くらいして、外科医Aが現れた。 「手術をする必要はないし、もうこれ以上検査もする必要ないので退院しましょう。しかしその前に他のドクターにダブルチェックして確認してもらうので待っててね」と。(※通訳電話) えーーーーーー。 でも胆石あるんでしょう? あの痛みは普通じゃなかったぞ? 胆石が原因ではないというなら、なぜ原因を探ろうと他の検査をしない? せめて胃カメラ飲もうよ・・・2回もあったんだよ?すごい痛み。 ・・・・ちょっとモヤモヤ。 ま、どうせすぐには戻ってこないのだろう。 自分のベッドに息子も寝かせて、今日はどうしても仕事に行かなくてはいけないダンナの代わりに手伝いに来てくれたEさんと気長に待っていると、確か14時頃に外科医Bが現れた。 「胆嚢を摘出した方が良いと思うんだ。で、今日手術するのはどうかな?」(※通訳電話) Σ( ̄ロ ̄lll) ええええええ!?今日手術!? まさかの180°方向転換。 えーとえーと・・・・ えつを「今日ですか?今日しないとしたら他いつ出来ますか?」 外科医B「緊急性を要する手術じゃないからね、スケジュール的に2~3ヶ月後かな。とにかく今日が都合が良いんだ。」 Σ( ̄□ ̄;)<今日or2~3ヶ月後!?なんつー究極の選択!(汗) 外科医B「手術は17時~20時辺りに始めるよ。予定には入れておくから、やっぱやーめたって思ったらナースにいって。」 通訳電話越しのドクターとの会話を聞いていたEさんもいきなりの急展開に度肝抜かれてた(笑) 2~3ヶ月後って遠出する予定があるし、2~3ヶ月後にスケジュールできるかもどうも怪しそうだし、そんなに長いこと食事療法する自信も気力もないし、もっと酷いことになる前に今さくっとやっちゃった方がいい・・・・よね?うむ・・・・・。 よし。覚悟を決めたぜ。 電話してダンナに状況説明。 私よりも明らかに動揺してるダンナ(笑) そして確か15時半頃だったか16時頃だったか、外科医Cが現れた。 まったりしたカンジのでかいおじさん。この方が執刀医。 まったりと時間をかけて、胆石症とはどうして起こるか、発作はどんなカンジか(そして私のは典型的な発作だと)、今手術しなくてもいつかしなくちゃいけないこと("have to" と力強かった・・・)、どんな手術か、術後の生活がどう変化するかなどを説明してくれました。 納得して手術を受けることを承諾。 そして「前の手術が16時半に終わったから。」と。 ・・・・って今かい!なんだ、アメリカにしては時間通りだな!ってか早いな!Σ(゜口゜; ふー。心の準備すらする暇がない(苦笑) ちょっとドキドキしてきた。ワクワクもあるけど。←所詮医療系理系女 気がつくと病室の外に手術室のスタッフらしき男性陣。 「用意できた?」って、まだ何もしてないわ。何をどう用意するのかすら聞いてないし。 息子に最後の(もしかしたら最期かもな可能性もある)授乳すら出来なかった。 ナースに「コレに着替えて」と新しいガウンを出され、着替え(ナースも急なことに慌ててたようで、点滴付いているから着替えられないって訴えてようやく気がついてくれたりとか)、「歯を磨いた方がいい」といわれたので慌てて磨いて、トイレして、ベッドごとガラガラと手術室に移動。 病室の隅で息子を抱えたEさんが嵐のようなその一連の眺めを(多分)呆然と眺めながら小さく座ってたのがなんか印象的でした(笑) ホント、連れ去られるような感じで病室でたわ・・・・・。 手術室の部門?の入り口で麻酔の同意書にサインを求められたのですが、まず「麻酔医」という英語を知らなかったので途中から通訳電話。 麻酔医に何か質問ありますかと聞かれたので 「どういう方法で麻酔をかけますか?(最初は吸引?注射?)」と聞いたら「眠らせてから麻酔をかけます」との返答。 その眠らせ方を知りたかったのにぃ~・・・。(^▽^;)<えーと・・・ 「手術の前にご主人とお話をされますか?」と聞かれたので「Yes」と言ったらダンナの携帯に電話してくれた。 が、電話に出ず。まぁ、ココに向かってる最中で運転中だろうからなぁ。 なので留守電に残してみた。 「最後に授乳できなかったから手術後胸やばいかも~。目が覚めたらすぐに搾乳するからよろしくね。それか、寝てるうちにしぼっといて~」と、周りの誰一人日本語がわからないことを良いことにこんなコトを。 ってか、コレが最期の言葉かもしれなかったですが(笑) ちなみにこのときダンナは病院の駐車場にいたようです。 「あと10分でダンナはつくと思う」と言ったんですが、もちろんそれは待ってくれませんでした。 見事に「間に合わなかった」でした(苦笑) ベッドガラガラ~で手術室へ。 手術台の真横にベッドをつけて、自分で手術台に移るように言われたので横移動。 あ、点滴に薬入れる・・・アレが麻酔か・・・・・いて・・・いててて・・・身体に薬が入ってきた・・・うーん・・・・・・・・ 次に気がついたらリカバリー室らしきところでした。 変に覚えてる。 数字が1から10かな?書いてあってそこにベッドが置けるようになってて・・・・ああ、目がぐるぐるして視点が合わない・・・でも何でかよく見えたなぁ・・・ってか、ベッドに寝ててそこまで見えるか?首持ち上げたのかしら自分? よくわからないんだけど、リカバリー室らしき場所での記憶が2回。 次は病室で、近くにダンナが居た。 あんまり心配してる雰囲気はなかった記憶が(笑) ドラマ的な「!!気がついた・・・・!大丈夫か!?自分のこと、わかる??」的なモノを期待してたので、ガックリした憶えがあります(笑) そしてなんか説明しなきゃーと思って、頑張ってしゃべったんだよな。 眠い・・・ぐぅ・・・・でもしゃべる・・・ぐぅ・・・私的にはこんな感じだったのですが、実際はどうだったのやら。 (「キミよくしゃべっていたが・・・」とダンナには言われたが。どうも記憶があるより前からしゃべってたらしい?) ちなみに、手術の所要時間は1時間、リカバリー室に2時間でした。 内視鏡では無理で開腹になったか聞いて、内視鏡と聞いて安心したなぁ。 まぁ、ちゃんと目が覚めて良かったですわ。ホントにホントに。 本日の夜、息子はEさんちに生後1ヶ月にして初めてのお泊まり保育。(超感謝★) ダンナは病室にお泊まりでした。 ふぅ。
by etsuwowowo
| 2012-04-03 07:46
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